セカンドユニット起用見込みのティム・ハーダウェイJr「エゴを持つつもりはない」
ダラス・マーベリックスを指揮するジェイソン・キッドHCは先日、NBAオールスタールカ・ドンチッチとカイリー・アービング、この夏のトレードで獲得したグラント・ウィリアムスのみがスターター入りが決まっていることを明かした。
残りの2枠についてはトレーニングキャンプで決めるというが、昨季45試合に出場したティム・ハーダウェイJrについてはシックスマンとして起用する見込みだという。
ハーダウェイJrはこの件について、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕はハイブリッドだ。
先発だろうとベンチ出場だろうと、僕はエゴとかそういったものを持つ人間になるつもりはない。
なぜなら、エゴを持っても意味がないからね。
僕はこのチームにいる男たちと同じように、ただ勝ちたい。
それ以外のことを考えるのはエネルギーの無駄使いだ。
ハーダウェイJrによると、メディアの報道でシックスマンとして起用されることを知ったという。
一方、キッドHCはハーダウェイJrについて、次のように語っている。
ティミーには期待している。
彼とシックスマン・オブ・ザ・イヤーの話をすることを楽しみにしている。
(ハーダウェイJrのセカンドユニットでの起用は)我々のチームの助けになるだろうし、もし彼がシックスマン・オブ・ザ・イヤーの有力候補になれば、我々のチームは良い位置にいるだろう。
彼ならやれると思っているよ。
マブスは若手とベテランが融合したチームであり、おそらくハーダウェイJrにはリーダーシップを発揮する役割も求められるだろう。
だが、もし実績を残すことができなければ、2025年夏に完全FAになるハーダウェイJrにはトレード要員とされる可能性がある。
果たしてハーダウェイJrはマブスに不可欠な選手であることを証明できるだろうか?
なお、ハーダウェイJrの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 71 | 657 |
MP | 30.3 | 27.4 |
PTS | 14.4 | 14.0 |
TRB | 3.5 | 2.9 |
AST | 1.8 | 1.9 |
STL | 0.7 | 0.6 |
TO | 0.8 | 1.0 |
FG% | 40.1% | 42.0% |
3P% | 38.5% | 36.1% |
FT% | 77.0% | 80.8% |