タイロン・ルーHCがシックスマンのラッセル・ウェストブルックに期待「今はアジャストする期間」
ロサンゼルス・クリッパーズの元NBAオールスターポイントガード、ラッセル・ウェストブルックは先日、スターターから外れてセカンドユニットでプレイすることを自ら提案したと報じられた。
それまでのクリッパーズは泥沼の6連敗中だったが、ウェストブルックがセカンドユニットに移行してからは2勝0敗だ。
ウェストブルック個人としてはまだ十分なパフォーマンスを発揮できていないものの、指揮官のタイロン・ルーHCはシックスマンとしてのウェストブルックに期待を寄せている模様。
ルーHCはサンアントニオ・スパーズに勝利した後、ウェストブルックについて次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
彼にとって今はアジャストする期間だ。
PG(ポール・ジョージ)、カワイ(・レナード)と共にスターターとしてプレイしていた時とは少し違う。
だが、彼はすごくうまくやってくれている。
彼がプレイをクリエイトするためにはボールを持つことが必要だ。
セカンドユニットでそれができるのは、我々にとって良いことだ。
ウェストブルックはオクラホマシティ・サンダー時代にジョージと共にプレイした経験がある。
そのため、ルーHCはジョージとウェストブルックがより長く共にプレイできるようにするために、ジョージの出場タイミングをずらしているという。
ウェストブルックがセカンドユニットでリズムを掴むことができれば、クリッパーズはNBAタイトルコンテンダーの強さを手にするに違いない。
なお、ウェストブルックの今季先発した試合とベンチ出場した試合のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 先発出場 | ベンチ出場 |
---|---|---|
G | 10 | 2 |
MP | 30.7 | 21.4 |
PTS | 14.0 | 9.0 |
TRB | 7.0 | 2.5 |
AST | 5.7 | 4.0 |
STL | 1.9 | 1.5 |
TO | 3.3 | 1.0 |
FG% | 46.5% | 30.0% |
3P% | 31.3% | 28.6% |
FT% | 58.8% | 50.0% |
+/- | +3.7 | -1.0 |