ジェイソン・テイタムがダンク後のテクニカルファウルについて「意味がない」
NBAでダンクシュートは最も華のあるプレイのひとつだ。
だが、豪快なダンクを決めた後にしばらくリングにぶら下がった場合、その選手にはテクニカルファウルがコールされる。
現地24日のボストン・セルティックス対オーランド・マジック戦ではジェイソン・テイタムが、同25日のロサンゼルス・レイカーズ対クリーブランド・キャバリアーズ戦ではレブロン・ジェイムスがダンクの後にリングにぶらさがり、テクニカルファウルをコールされたわけだが、テイタムはこのテクニカルファウルに納得できていない模様。テイタムのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
彼ら(NBA)が導入したルールだ。
率直に言うと、意味がないと思う。
なぜなら、ダンクを決めた後は安定して着地できることを確認しようとするものだからね。
下に誰もいないことを確認したい。
彼ら(オフィシャル)は僕がリングから手を放し、背中から落ちることを望んでいるのかもしれないね。
ダンクを決めた後に相手を威嚇したり、力を誇示するような行為をした場合、当然ながらテクニカルファウルがコールされる。
だが、着地点を確認するためにリムにぶら下がり続けた時もテクニカルファウルがコールされるケースが多々見られる。
もし選手たちから同じ声があがればあがるほど、NBAはルールの調整を検討する方向に傾く可能性は十分にあるが、いずれにせよ、レフェリーは少なくとも今季もスポーツマンシップに反する行為と安全性を確認する行為を見極めるという難しい仕事をこなさなければならないだろう。