ヒートがキャブスのホームコートの設計問題の件でNBAに接触
クリーブランド・キャバリアーズのホームコートには、サインドラインから少し離れたところに約10cmの段差がある。
1994年にアリーナがオープンして以降、段差の影響で怪我をした選手はひとりもいなかったというが、先日マイアミ・ヒートのドルー・スミスが前十字靭帯断裂という大怪我を負い、今季全休を強いられた。
この件を受け、ヒートを指揮するエリック・スポエストラHCは「危険なコートだ」、「ノーマルなコートだったら、あのような事故は起こらなったはずだ」などと指摘。
ヒートの組織もキャブスのホームアリーナの設計に問題があると考えているのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ヒートはNBAに接触し、キャブスのホームアリーナのサイドライン付近に段差があることにより、選手が怪我をしてしまう恐れがあることを伝えたという。
ただし、正式な苦情ではなかったと報じられている。
サイドライン付近に段差があるアリーナは、NBAではキャブスのホームアリーナだけだ。
スミスが大怪我を負ってしまった以上、この問題については対策が必要になるだろう。
なお、ロサンゼルス・レイカーズを指揮するダービン・ハムHCは現地25日にキャブスに勝利した後、アリーナの設計問題について質問されると、次のように答えた。
間違いなく対処を検討しなければならない。
怪我したり、怪我する可能性がある状況はどこにでもある。
今回のケースではフロアだった。
NBAは状況を改善する方法がないか確認すべきだと思う。