デヤン・ミロイェビッチの古巣がウォリアーズを追悼試合に招待?「理事会で話し合う」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのアシスタントコーチを務めたデヤン・ミロイェビッチは先日、心臓発作により他界した。
46歳の若さで他界したミロイェビッチには関係各所から追悼の言葉が届いているが、ミロイェビッチが現役時代に活躍したセルビアのクラブチームは、ミロイェビッチを追悼するためのイベントを計画しているようだ。
ミロイェビッチの古巣パルチザン・モーツァルト・ベット・ベオグラードは、ミロイェビッチの母国セルビアにウォリアーズを招待し、追悼試合を開催することを計画しているという。
パルチザンの会長を務めるオストヤ・ミハイロビッチは、ミロイェビッチの追悼試合について次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
我々はゴールデンステイトをアウトドアゲームに招待することを考えている。
デヤン・ミロイェビッチを称えるために開催するだろう。
近いうちに球団の理事会が開催される。
その場でこのアイディアについてもっと議論するつもりだ。
これを受け、元NBA選手で現在ウォリアーズのフロントオフィスで働いているザザ・パチュリアは、次のように話した。
招待についてはまだ聞いていないが、素晴らしいアイディアだ。
パルチザンの会長の取り組みを称賛する。
素晴らしいことだ。
なぜなら、デキが残した残した功績はそれに値するからね。
もちろんセルビアのパルチザンでプレイするのは光栄なことだ。
だが、簡単ではないということを強調しておかなければならない。
NBAはビジネスだ。
選手たちのスケジュールなど、さまざまな要素を考慮しなければならない。
実現させるためには多くのことをまとめなければならないだろう。
だが、素晴らしいアイディアだ。
僕個人としては、セルビアの選手やファンのためにも、そして何よりデヤン・ミロイェビッチのためにも、そのような形で実現してほしいと切に願っている。
パリオリンピックに出場するNBA選手たちはシーズンを終えた後に短い休暇を取り、準備を始める。
ウォリアーズではスティーブ・カーがヘッドコーチとして、ステフィン・カリーが選手としてパリオリンピックに出場する予定であるため、スケジュールを踏まえると追悼試合を実現させるのは難しいだろう。
だが、セルビアの人々は何かしらの形でウォリアーズとパルチザンが協力し、ミロイェビッチを追悼するイベントが開催されることを願っているに違いない。
なお、パルチザンの会長はウォリアーズが招待を受け入れた場合、宿泊費用などをパルチザン側が負担することを明かした。