エリック・スポエストラHCがスポーツブックの問題点を指摘「安全上の問題を理解していない」
クリーブランド・キャバリアーズを指揮するJB・ビッカースタッフHCは先日、スポーツブックを利用しているユーザーたちから脅された過去を明かした。
ビッカースタッフHCによると、ギャンブラーたちはビッカースタッフHCの電話番号を入手し、彼や彼の家族の安全を脅かすようなメッセージを送りつけてきたという。
マイアミ・ヒートの指揮官エリック・スポエストラHCも、スポーツブックが選手や関係者に悪影響を及ぼしていると感じているのかもしれない。
スポエストラHCはスポーツブックの問題を受け、次のようにコメント。RealGMが伝えている。
昨季、我々のベンチの後ろで(ビクター・)オラディポが巻き込まれる問題があった。
誰かが叫び声をあげていた。
警備員が彼を連れ出さなければならなかった。
ゲームはすでに終わっていたのだが、彼(オラディポ)は試合終盤にオープンスリーを撃たなかった。
勝敗はすでに決まっていた。
そのファンは完全に我を失っていたんだ。
彼はギャンブラーだった。
スコアか何かに賭けていた。
期待通りの結果にならないこともある。
それに伴う安全上の問題を誰も完全に理解していないんじゃないかな。
NBAスター選手が十分なパフォーマンスを発揮できず、チームを勝利に導くことができなかった時、賭けに負けたファンがそのNBAスターに侮辱的な言葉を浴びせるといった問題はこれまで何度も起こっている。
もし選手をはじめNBA関係者たちに危険が及んでしまうようなら、NBAはスポーツブックについて再考しなければならないのかもしれない。