クリッパースのローレンス・フランク球団社長がカワイ・レナードの膝の状態を明かす「さらなる回復が必要」
ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、膝の炎症によりレギュラーシーズン最後の8試合を欠場した。
クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCは現地17日、レナードの膝は着実に回復しており、ダラス・マーベリックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦にレナードが出場できるものとして準備を進めていることを明かした。
だが、レナードはまだプレイできる状態ではないようだ。
クリッパーズの球団社長を務めるローレンス・フランクは現地18日、レナードの膝の状態について次のように明かしたという。ESPNが伝えている。
彼はすべてに取り組んでくれている。
我々のメディカルスタッフは膝の炎症を抑え、彼がプレイできるようにするためにあらゆることをしてくれている。
回復はしているが、さらなる回復が必要だ。
バスケットボールのムーブができるようになるためには、炎症をもっと抑えなければならない。
我々は質問されることに対しては、できる限り透明性を持って答えたいと考えている。
真実を話しても問題ない。
現時点では予測できないが、正しい方向に進んでいることを願っている。
彼がプレイできるレベルを取り戻したら、その時が彼の復帰のタイミングとなるだろう。
大きなリスクがある場合、もしくは将来的に怪我を負うリスクがある場合、我々がカワイや他の選手をコートに出すことは絶対にない。
我々は彼の膝の炎症が収まり、なるべく早くコートに復帰できることを期待している。
ただ、予測できないことを予測することはできない。
クリッパーズとマブスのNBAプレイオフ・ファーストラウンドは、現地21日にスタートする。
レナードのステータスは「クエスチョナブル」となる見込みだが、クリッパーズはレナード抜きで戦うことも想定して準備を進めていくだろう。
ファーストラウンド第1戦が刻一刻と近づく中、レナードの膝が回復することを祈るばかりだ。