レブロン・ジェイムスが明かすセルティックスのオフェンスの鍵とは?
ボストン・セルティックスはあと1勝すれば、悲願のNBAタイトルを勝ち取ることができる。
セルティックスはダラス・マーベリックスとのNBAファイナルでも支配力あるパフォーマンスを見せており、NBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチとカイリー・アービング擁するマブス相手に3勝0敗とリード。
セルティックスのスコアリングを牽引するのはジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンだが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスによると、セルティックスはパス回すバスケットボールに長けているため、オフェンスで結果を残すことができているという。
ジェイムスはセルティックスのオフェンスについて、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
多くの人々は彼らのパスを評価していない。
彼らはドリブルでペネトレートし、ディフェンスがローテーションし始めているのが分かったらパスを回している。
正直に話すが、彼らにはアイソレーションできる選手が2人しかいない。
ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンだ。
ペイトン・プリチャードにもアイソレーションで攻める能力が少しあると思うが、基本的にはこの2人だ。
他の選手たちはパスを使って動いている。
彼らはディフェンスを動かしている。
ジェイソンとジェイレンという2人の優れたウィングが負担を担い、そこから他の選手たちが機能し始める。
デリック・ホワイトがクローズアウトでプレイし、ジュルー・ホリデーがクローズアウトでプレイし、ペイトン・プリチャードがクローズアウトでプレイする。
アル・ホーフォードもクローズアウトでプレイする。
彼らはベースラインや45度からドライブしてディフェンスをローテーションさせる。
そのボールムーブメントは適切に評価されていないんじゃないかな。
それが彼らの強みだ。
ボールが回り始めると、5人全員が3ポイントを決めることができる。
5人とも3P成功率が高い。
30%台、40%台に達している。
ただ、彼らのパスプレイや動き方がどれほど優れているかについては、十分に評価されていないと思う。
ジェイソン・テイタムはこのNBAプレイオフでシュートタッチを掴むことができずにいる。
だが、プレイメイクやディフェンスでチームメイトたちを助け、勝利に貢献している。
テイタムとブラウンがスコアリングだけでなくプレイメイクにも力を入れる限り、セルティックスが簡単に負けることはなさそうだ。