コリー・ジョセフがカナダ代表から外される「少し残念」
NBAキャリア13年目を終えたベテランガードのコリー・ジョセフは、長年にわたってカナダ代表の一員としてプレイしてきた。
だが、現在32歳のジョセフのカナダ代表での時間は終わってしまったのかもしれない。
ジョセフによると、現地28日にスタートするトレーニングキャンプを控える中、カナダ代表から「パリオリンピックのロスターには入らない」と告げられたという。
ジョセフはカナダ代表入りを逃したことについて、次のようにコメント。sportsnetが伝えている。
母国のためにプレイするという名誉を真剣に受け止め、何年も何度も取り組んできた。
不満を言っているわけではないよ。
僕は不満を言うタイプではない。
だが、NBAの状況より母国のためにプレイすることを優先した時もあった。
契約が残っている時も契約が切れた時も、母国のためにプレイしてきた。
トラブルや痛みがあっても参加した。
僕は常に「僕たちにはチャンスがある」と思ってやってきた。
だから、「機会すら与えられなかった」と思うと、少し残念だ。
ジョセフは昨年夏のFIBAバスケットボールを背中の怪我により欠場した。
今のカナダ代表にはNBAでプレイする選手たちが多いため、いくらカナダ代表のためにプレイしてきたとしても、NBAで実績を残さなければ代表入りは難しい状況にある。
ジョセフによると、今のカナダ代表はNBAオールスターガードのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーなどNBAで実績を残している選手たちが牽引しており、代表チームを次のレベルに引き上げたという。
残念ながらジョセフのパリオリンピック出場は叶わなかったが、これからはサポーターとして仲間たちの戦いを見守り続けることだろう。
なお、ジョセフの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 26 | 816 |
MP | 11.4 | 21.7 |
PTS | 2.4 | 6.9 |
TRB | 1.2 | 2.5 |
AST | 1.6 | 3.0 |
STL | 0.2 (キャリアワーストタイ) | 0.7 |
BLK | 0.1 (キャリアワーストタイ) | 0.2 |
TO | 0.5 | 1.0 |
FG% | 35.9% | 44.1% |
3P% | 31.0% | 34.9% |
FT% | 57.1% (キャリアワースト) | 78.6% |