痛恨のミスのエリック・スポエストラHC「完全に僕のせい」
マイアミ・ヒートは現地12日にデトロイト・ピストンズにオーバータイムの末に敗れ、NBAカップグループステージを黒星発進とした。
この日はヒートにも勝利のチャンスがあったが、オーバータイム最終盤にジェイレン・デューレンにダンクを決められて同点に。
ヒートを指揮するエリック・スポエストラHCはすかさずタイムアウトを請求したものの、ヒートはすでにタイムアウトを使い切っていたためテクニカルファウルがコールされ、ピストンズにフリースローを決められて敗れてしまった。
スポエストラHCは試合後、痛恨のミスについて次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
試合終盤に重大なミスを犯してしまった。
完全に僕のせいだ。
本当にひどい気分だ。
言い訳のしようがない。
僕はこのリーグに17年間もいるのにね。
ハドルで話をしていた時、僕はタイムアウトが残っていないことを知っていた。
最後のプレイで感情的になり、反射的に行動してしまった。
とんでもないミスだ。
恥だ。
なぜなら、チームは本当に粘り強く戦っていたからね。
素晴らしいディフェンシブポゼッション、激しいポゼッション、50-50のボールが何度かあった。
タイラー・ヒーローはセンセーショナルだった。
だから、あのような精神的なミスで終わらせたくなかった。
ダブルオーバータイムに突入したかった。
そんな感じの試合だった。
ダブルオーバータイムに突入するに値する試合だった。
ヒートは勝率5割復帰のチャンスを逃し、今季の成績を4勝6敗とした。
スポエストラHCにとって彼のコーチングキャリア史上最大のミスだったと言っても過言ではないため、彼は眠れない夜を過ごすに違いない。