JJ・レディックHCが選手たちに伝えたレイカーズの新たな価値観とは?
ロサンゼルス・レイカーズはロード5連戦を1勝4敗で終えたものの、現在4連勝中と調子を取り戻しつつある。
レイカーズのヘッドコーチに就任したJJ・レディックHCは選手たちに闘争心と努力、規律を求めているというが、レディックHCをはじめとしたコーチ陣はオフシーズン中に選手たちに5つの価値観を提示していた模様。
レイカーズに近い人物によると、レディックHCはチームのアイデンティティを構築するにあたり5つの価値観を選手たちに示したという。lakersdaily.comが伝えている。
レディックはトレーニングキャンプが始まる前にビバリーヒルズのレストランに選手たちを集め、プレゼンテーションを行った。
プレゼンテーションにはチームを構築するための基本原則を強調した映像が含まれており、レディックは選手たちがそれらの目標を達成しているかどうかを映像を交えながら分析の基準を裏付けていた。
彼は「君たちは自業自得だ」と選手たちに言い放った。
彼の要求に応じることができる能力が選手たちにあることを、彼なりのやり方で皮肉交じりに伝えた。
胸元に今季のテーマを白いブロック文字でプリントしたチャコールのTシャツが配られた。
そのテーマとは、細部にこだわるという意味を込めた「DETAILS」だ。
「L」の部分はレイカーズのセカンダリーロゴが金色であしらわれていた。
レディックとコーチングスタッフたちは、攻守両面で求められるチームのアイデンティティをプレゼンテーションした。
その後選手たちと話し合いの場が設けられ、チームの価値観を確立するための議論が始まった。
強調された点は次の5つだ。
- 互いの時間を尊重すること
- 共通の目標のためにプレイすること
- 誰がラインナップにいようといまいと、毎晩エリートレベルで実行すること
- ショットセレクションからコーチ陣による出場時間のマネジメントに至るまで、すべてにおいて効率的であること
- スクリーンを仕掛ける角度であったり、ディフェンスでピック&ロールを仕掛けられた時にブリッツするタイミングであったり、細部に徹底的にこだわること
これらは我々にとって譲れないことだった。
どんなことがあろうとも、我々はチームとしてそこに立ち戻るつもりだ。
ディアンジェロ・ラッセルは先日、細部へのこだわりを失ってしまい、レディックHCの怒りを買った。
レイカーズは今季を通してこの5つの原則に立ち戻り、できているかどうかを確認することになりそうだ。
なお、レイカーズの今後10試合のスケジュールは以下の通りとなっている。
現地日付 | 対戦チーム | ホームorアウェイ |
---|---|---|
11/19 | ユタ・ジャズ | ホーム NBAカップ |
11/21 | オーランド・マジック | ホーム |
11/23 | デンバー・ナゲッツ | ホーム |
11/26 | フェニックス・サンズ | アウェイ NBAカップ |
11/27 | サンアントニオ・スパーズ | アウェイ |
11/29 | オクラホマシティ・サンダー | ホーム NBAカップ |
12/1 | ユタ・ジャズ | アウェイ |
12/2 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | アウェイ |
12/4 | マイアミ・ヒート | アウェイ |
12/6 | アトランタ・ホークス | アウェイ |