グリズリーズのザック・クレイマンGM「テイラー・ジェンキンスの解雇を決定したのは僕」

メンフィス・グリズリーズは現地28日、ヘッドコーチのテイラー・ジェンキンスを解雇した。
NBAプレイオフ進出を争っている最中のチームがこの時期にヘッドコーチを解雇するのは極めて異例だが、グリズリーズでゼネラルマネージャーとして働くザック・クレイマンによると、ジェンキンスの解雇を決定したのは彼自身だったという。
クレイマンGMは現地29日、ジェンキンスの解雇について質問されると、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
これがチームにとって最善の決断だという結論に至った。
緊急性は我々の基本原則のひとつであるため、この動きを決定した。
この決定にあたり、選手たちには相談していない。
僕自身が決定したことだ。
テイラーはここでの6年間を通し、オン・ザ・コートとオフ・ザ・コートでものすごく貢献してくれた。
彼は我々をより優れたチームにしてくれた。
素晴らしい人物であり、素晴らしいコーチだ。
彼はこのリーグで長く偉大なコーチであり続けるだろう。
僕はチームの運営に専念している。
すべての責任は僕にある。
コーチングの責任は僕にある。
ロスターの責任は僕にある。
何かから逃れようとしているわけではない。
これからの道のりでこのチームに何ができるかを見るのが楽しみだ。
この決断がチームにとって最善だと判断した。
今季のグリズリーズはピック&ロールを展開する頻度を減らしていたため、エースのジャ・モラントはオフ・ザ・ボールでプレイすることが増えていた。
モラントがそれに不満を感じていたとも報じられているが、クレイマンGMによると、ジェンキンスの解雇にモラントはまったく関係ないという。
モラントはジェンキンスを慕い、グリズリーズがジェンキンスを解雇したことに憤慨しているとも報じられているが、果たしてクレイマンGMの決定はグリズリーズにどのような影響をもたらすのだろうか?