スティーブ・カーHCがNBA選手の相次ぐ負傷離脱に言及「非常に懸念している」

今季のNBAも選手たちの負傷離脱が相次いでいる。
特に今季はNBAスターたちの離脱が増加し、昨季の同時期と比べるとNBAスターの欠場試合数は2倍に膨らんでいるという。
肉離れなど筋肉の怪我が相次いでいる中、ゴールデンステイト・ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCがこの状況に言及した模様。basketnews.comが伝えている。
非常に懸念している。
劇的に変わった。
試合のペースが劇的に変わった。
リーグを見渡してみると、相手をトランジションで出し抜けばイージーにスコアリングできる。
そのことは周知の事実だ。
だが、全員が同じことをやり始めると、試合のペースはかなり速くなる。
それに誰もが3ポイントを撃てるようになったから、ディフェンダーは225フィート全域をカバーしなければならない。
我々はすべてのデータを揃えている。
選手たちはこれまで以上に速く、長い距離を走っている。
我々は選手たちを守るために最善を尽くしているが、基本的に1日おきに試合があるから、簡単ではない。
医療スタッフは、消耗、スピード、試合のペース、走行距離、それらすべてが怪我に影響していると考えている。
僕はこの問題を提起している。
何度も提起している。
我々が実際にプロダクトに集中すれば、素晴らしい結果になるだろう。
文字通り、我々は今回の遠征で一度も練習していない。
一度もだ。
1週間、いや、もっと長い。
8日間で一度も練習しなかった。
試合、試合、試合だ。
だから、リカバリーの時間だけでなく、練習の時間もないんだ。
昔は5日間で4試合あった。
良くはなかったが、次の試合まで4日間あった。
だから、1日休んで、質の高い練習を2~3回こなし、スクリメッジもできた。
今は簡単な答えはない。
2つのカンファレンスや、他のチームとの試合数などを考慮しなければならないが、シーズン72試合か75試合程度であれば、選手たちに劇的な違いが出るだろう。
それでも収益は大きいと思う。
全国放送のテレビ収入には影響しないだろう。
なぜなら、全国放送の試合はすべて放送されるからね。
ホームゲーム入場料の収入やローカルテレビの放映権料には影響が出るだろう。
確かに収入がいくらか失われるかもしれない。
だが、試合数を10減らすと、質は高まる。
断言はできないが、僕はそう確信している。
すまないが、断言はできない。
だが、おそらくそうなるだろう。
ウォリアーズは現地19日に行われたマイアミ・ヒートとのアウェイゲームでステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、ジミー・バトラー、アル・ホーフォードを欠場させた。
カーHCと同じように多くのNBAファンが選手の相次ぐ負傷離脱を懸念しているだろうが、果たしてNBAはこの問題にどう対処するのだろうか?


