オールスターセンターのドワイト・ハワードが、ヒューストン・ロケッツへの移籍を決断したようだ。

NBAの規約上、正式な契約は日本時間11日からとなるものの、ハワードはロサンゼルス・レイカーズに退団の旨を伝えており、ロケッツへ移籍はほぼ確実と見ていいだろう。

ハワードといえば、オーランド・マジック時代の“ドワイト・メア（ナイトメアとドワイト・ハワードの造語）”で評判がガタ落ちしている。

わずか1年でレイカーズからの移籍を決断したハワードには、もしかしたらレイカーズファンから厳しい批判が浴びせられることになるかもしれない。

ロケッツにとっては大きな戦力の獲得に成功したと言えるだろう。

NBA2012-13シーズンに先発センターとしてプレイしていたオマー・アシックは、ハワードの控えにまわると見られている。

稼ぎ頭のジェイムス・ハーデンとどのようなプレイを構築していくのか注目したいところだが、もしロケッツの成績を下げてしまうようなことになれば、ハワードの評価はさらに落ちてしまいかねない。

ただ、現在のNBAにおいてハワードは間違いなくトップクラスのセンターだ。

以前のようにリーグNo.1のセンターとは必ずしも言えないが、ロケッツのインサイドが強化されるのは間違いないだろう。

レイカーズに“ドワイト・メア”をもたらしたハワードの活躍に期待したい。