キングスのアイザイア・トーマス「ハートでプレイする」
サクラメント・キングスのアイザイア・トーマスは、しばしば“生意気な選手”として見られている。
しかし、それは正しい評価ではないのかもしれない。
NBAでのキャリアを成功させるためには、自信を持ってプレイすることが肝心だ。
身長175cmのトーマスは、2011年のNBAドラフトで最後にピックされた。
NBAで戦うにはあまりに小さいサイズ、そしてNBAドラフトの順位に関係なく、トーマスはチームに加入後すぐにリーダーとして活躍。
ベンチから出場することが多いものの、ほぼすべてのゲームで2ケタ得点を記録し、コーチングスタッフが求める役割を見事にまっとうしている。
トーマスがコートに立ったとき、スピーディーなゲームになるのは言うまでもない。
「ハートを前面に出して戦うだけだよ」
アレン・アイバーソンを彷彿とさせるトーマスは、そう語る。
「NBAでデビューしたときから、どうやってプレイすれば良いのか理解してたんだ。どこに行ってもサイズで劣るからね。ただハードにプレイするだけだよ」
今季7試合を終了した時点で、トーマスは平均18.1得点、4.7アシスト、FG成功率47.1%、3P成功率40.9%と高いアベレージを記録している。
トーマス、そしてデマーカス・カズンズが融合することにより、キングスはさらなる高みを目指すことができるのかもしれない。
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