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苦悩のシーズンを迎えたオースティン・リバース

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苦悩のシーズンを迎えたオースティン・リバース

NBAキャリア2年目となるニューオーリンズ・ペリカンズのオースティン・リバースは今季、十分なプレイ時間を得ることができずにいる。

4試合を消化した時点でリバースが出場したのは、わずか1試合13分のみ。

ベンチで試合を眺めていることが多いリバースの何に問題があるのだろうか?

エリック・ゴードンの先発復帰

まず挙げられるのが、先発ガードとして完全復帰を遂げたエリック・ゴードンの存在だ。

ペリカンズに移籍後、度重なる負傷に苦しめられていたゴードンは、今季は万全な状態で先発ガードのポジションに復帰。

ゴードンが欠場していた昨季、リバースには出場機会が与えられていた。

ジュルー・ホリデーの獲得

2つ目の理由として挙げられるのが、ジュルー・ホリデーだ。

オフシーズンにフィラデルフィア・セブンティシクサーズから電撃移籍してきたホリデーは、高い得点能力を誇るポイントガード。

ペリカンズでは開幕全4試合に出場し、平均14.5得点、6.8アシスト、1.5スティールという好成績を残している。


リバースが出場機会を得られていないのは、それだけではない。

ブライアン・ロバーツやアンソニー・モローというバックコート陣が好調を維持しているのも、原因のひとつだ。

現在、ペリカンズはリバースをトレード要員として見ていない。

しかし、来年2月20日のトレード期限日までにその考えが変わることも有り得る。

ポイントガード、そしてバックコート・プレイヤーとして、リバースのNBAにおける価値は低く、このままではNBAからの離脱も現実味を帯びてくる。

名将ドック・リバースHCを父に持つオースティン・リバースだが、NBAの舞台ではさすがに親の七光りとはいかないようだ。

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