【NBA】ミネソタ・ティンバーウルブズvsロサンゼルス・クリッパーズ 12月23日結果
日本時間12月23日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対ロサンゼルス・クリッパーズ戦は、120-116でホームのクリッパーズが勝利した。
オーバータイムまでもつれたこの試合で勝敗を分けたのは、ウルブズの致命的なミスだったといえるだろう。
第4Q残り18秒、ウルブズはケビン・ラブのフリースローでリードを4点に広げた。
直後にジャマール・クロフォードにレイアップを決められ、リードを2点にされてしまうも、残り時間は13.2秒。
ウルブズはすかさずタイムアウトを請求し、逃げ切りの作戦を選手に指示する。
タイムアウト後、リッキー・ルビオがケビン・マーティンにインバウンドパスでボールを渡すと、クリス・ポールにドリブルのコースを読まれ、走り込んできたジャマール・クロフォードにスティールされると、オーバータイムに持ち運ばれてしまった。
もしインバウンドパス後にルビオがマーティンのフォローに向かっていれば、事態は変わっていたのかもしれない。
だが、ルビオは疲労のためか、それともファウルゲームを仕掛けられるものと勝手に判断したのか、マーティンに任せてしまう。
オーバータイムでも勝機はあったものの、残り38.6秒にジャレッド・ダドリーに3Pを許すと、その後はポールにフリースロー5本を立て続けに決められ、万事休す。
マーティンは試合後、「ハードにプレイしたけど叶わなかった。でも俺たちはすぐに立ち直るよ」と前向きにコメント。
45得点、19リバウンド、6アシストを記録したラブは、「台無しだよ。何て言ったら良いのか言葉も見つからない。本当に台無しだ」とフラストレーションを爆発させていた。
一方、見事な逆転劇を飾ったクリッパーズは、クロフォードが先発起用されて以来5勝0敗と好調を続けている。
オーバータイムで逆転3Pを決めたジャレッド・ダドリーは、「オープンなショットを何本も外したけど、CP(ポール)が俺を信じてくれた。CPが相手の注意を引きつけてくれたから、もしボールが来ればシュートを打とうって思ってたんだ」とコメント。
19得点、13アシスト、2スティールを記録したポールは、「俺たちはドック(・リバースHC)から最後まで諦めないという精神を学んだんだ。練習の時もドックはいつも『また終わってない!』って叱咤してくれるからね」と日頃の取り組みの成果であることを強調した。
– | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|
ウルブズ | 24 | 30 | 31 | 21 | 10 | 116 |
クリッパーズ | 24 | 32 | 27 | 23 | 14 | 120 |
ミネソタ・ティンバーウルブズ スタッツ
先発メンバー
- コーリー・ブリュワー
- ケビン・ラブ
- ニコラ・ペコビッチ
- ケビン・マーティン
- リッキー・ルビオ
得点
- ケビン・ラブ:45
- ニコラ・ペコビッチ:34
- ケビン・マーティン:16
アシスト
- リッキー・ルビオ:12
- ケビン・ラブ:6
リバウンド
- ケビン・ラブ:19
- ニコラ・ペコビッチ:14
チームアベレージ
- FG成功率46.9%
- 3P成功率27.3%
- FT成功率74.1%
- ターンオーバー:21
ロサンゼルス・クリッパーズ スタッツ
先発メンバー
- ジャレッド・ダドリー
- ブレイク・グリフィン
- ディアンドレ・ジョーダン
- ジャマール・クロフォード
- クリス・ポール
得点
- ブレイク・グリフィン:32
- ジャマール・クロフォード:22
- クリス・ポール:19
アシスト
- クリス・ポール:13
リバウンド
- ディアンドレ・ジョーダン:17
- ブレイク・グリフィン:10
チームアベレージ
- FG成功率47.4%
- 3P成功率24.1%
- FT成功率77.8%
- ターンオーバー:13
コメントを残す