クリーブランド・キャバリアーズがアンドリュー・バイナムに無期限の出場停止処分を下したとき、誰もがその原因はバイナムにあると思っていた。

だが、もしかしたらそれは違うのかもしれない。

これまでにも伝えているように、キャブスの内情は危うい状態にある。

それは選手だけでなく、組織的な問題とも捉えることができるだろう。

ブルズをウェイブされた後、多くのNBAチームがバイナム獲得に興味を示していたが、バイナムに問題がないことを確信しなければならなかった。

ペイサーズの幹部はバイナムと面談した後、安心してロスターに加えることができると感じたという。

ペイサーズのケビン・プリチャードGMが、当時の様子について語った。

「彼は我々が抱えていた不安をクリアにしてくれたよ。彼は我々の前でこう言ったんだ。『NBAチャンピオンリングが欲しい。俺ならペイサーズの力になれると思う。チームのプレイにフィットしたいし、チームメイトとも仲良くやりたいんだ』彼の言葉を聞いたら印象が変わったよ」

力強く話したバイナムの言葉には説得力があったようだ。

ファウルトラブルに陥ることが多いロイ・ヒバートのバックアップとして、バイナムは申し分ないだろう。