ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントは先日の会見で、今季全休することを発表した。

その際、ブライアントはレイカーズのフロント陣に対し、ロスターとヘッドコーチを見直す必要があると指摘。

引退が間近に迫っているブライアントだけに、NBAタイトル獲得へ向けて強い気持ちを持っているのだろう。

レイカーズのフロント陣を批判したブライアントだが、長く共にプレイしているパウ・ガソルはブライアントの発言を歓迎している。

「彼（ブライアント）が話してくれて嬉しいよ。彼は勝利を欲してるんだ。勝利できるベストなポジションにいつもいたいのさ。今後どうするかはチーム次第じゃないかな。ただ、コービーが自分の考えを話してくれたんだから、敬意を払わなくちゃね」

ガソルにとって、ブライアントは最大の支持者であり、友人でもある。

両選手の間では信頼関係が構築されており、トレードの噂があったときにもブライアントはガソルの残留を望んでいた。

もしブライアントが完全復活できれば、まだまだNBAトッププレイヤーとして活躍できるだろう。

だが、レイカーズ側はブライアントが引退したときのことも考えなければならない。

NBAドラフトで新たなスターを発掘するのか、大物FA選手を獲得するのか、それともその両方を望むのか。

今年の夏はレイカーズにとって決断の時となりそうだ。