マイケル・ジョーダン「自分自身を人種差別主義者と考えていた」
ロサンゼルス・クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリングの人種差別発言が問題となっているが、“バスケットボールの神様”ことマイケル・ジョーダンもかつては自分自身を人種差別主義者だと思っていたという。
小学生の時、ジョーダンは学校の女子から「ニガー(黒人に対する差別用語)」と呼ばれたことがあるそうだ。
当時について、ジョーダンが次のように振り返った。
「彼女にソーダを投げつけたんだ。本当に辛い年だった。反抗してたしね。その時、自分自身を人種差別主義者だと思ってたよ。基本的に、私はすべての白人に反抗してた」
しかし、ジョーダンは変わった。
幼少時代の経験から考えると、ジョーダンが人種差別的な考えを持っていたのも頷けるが、ジョーダンは変わったのだ。
「人を嫌うのは簡単なことさ。一部の人たちはいまだに同じことをしてるようだがね」
暗にスターリングを批判したジョーダン。
ジョーダンがかつて人種差別主義者であったことは重要ではない。
完璧な人間なんてどこにもいないのだ。
だが、物事を良くするために学ぶことが必要だろう。
ジョーダンはそれをやってのけた。
ジョーダンの言葉を聞き、スターリングは今頃何を考えているのだろうか?
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