チームUSA 対ブラジル代表とのエキシビションマッチで圧勝!
シカゴ・ブルズのホーム、ユナイテッドセンターに、ついにデリック・ローズが帰ってきた。
日本時間17日に行われたチームUSA対ブラジル代表チームとのエキシビションマッチは、95-78でチームUSAが圧勝。
スペインで開催されるFIBAバスケットボール・ワールドカップへ向け、良いスタートを切った。
この試合で先発起用されたのは、ローズ、ステフェン・カリーアンソニー・デイビス、ジェイムス・ハーデン、ケネス・フェリードの5人。
ローズは序盤、試合勘が鈍っているのか、本来のプレイを見せることができなかった。
相手チームの腕が顔面を直撃し、瞼を切って一時ロッカールームへ戻るアクシデントもあったが、後半に入るといつもの爆発的なクロスオーバーをを披露。
約24分の出場で7得点、2アシスト、4リバウンド、3ターンオーバーという結果に終わったローズは、次のように話している。
「長い間、これに備えてたんだ。これが2週間前だったら、多分感情的になってたと思うよ。でも今は良い感じ。俺らが勝ったしね」
また、シカゴ・ブルズのヘッドコーチでチームUSAのアシスタントコーチを務めるトム・ティボドーは、「多分、彼はサビを振り落としてるんだと思う。でも爆発力は戻ってたね」と評価した。
豪華な顔ぶれが揃う中、このエキシビションマッチのMVPを選ぶとしたら、間違いなくアンソニー・デイビスだ。
ゲームハイの20得点、8リバウンド、5ブロックショットを記録したデイビスは、アリウープダンクやミドルショットなど、チームUSAの核となっていた。
インサイドが弱いと言われているチームUSAだが、デイビスのパフォーマンスは世界のビッグセンターを相手にしても決して引けを取ることはないだろう。
ローズは、デイビスについて次のように称賛している。
「アント(デイビスの愛称)はすごいヤツだよ。ブロックショットやリバウンド、ボールへの執着心は、俺らに必要なものだ」
なお、膝を負傷したデマーカス・カズンズのほか、ダマー・デローザン、アンドレ・ドラモンド、ゴードン・ヘイワードはコーチの決定により出場していない。
ワールドカップが開幕するまで、チームUSAは日本時間21日にドミニカ共和国代表チームと、23日にプエルトリコ代表チームと、27日にスロベニア代表チームとエキシビションマッチを戦う予定だ。
ブラジルvsチームUSA
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
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ブラジル | 15 | 22 | 26 | 15 | 78 |
USA | 29 | 16 | 23 | 27 | 95 |
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