テクニカルファウルが多いことでも知られるデマーカス・カズンズの課題は、自身が不当と感じたコールに対し、執拗にレフェリーに迫らないことだろう。

ファウルをコールされた後、相手選手への報復行為に及ぶこともあるが、テクニカルファウルの数を減らすためには、これも改善しなければならない。

2013-14シーズン、カズンズはリーグトップとなる16のテクニカルファウル、15試合以上の出場停止処分、7万ドルの罰金処分を受けている。

だが、キングスのオーナーの一人でもあるレジェンド、シャキール・オニールは、カズンズの溢れる情熱を気に入っているようだ。

「彼（カズンズ）にはこう伝えたよ。『自分自身を支配しろ』ってね。狂った行為は誰も好きにならない。でも、彼は情熱を抑えきれないし、俺は彼にスマイルを求めてない。だから気にしてないよ。偉大な選手というものは、いつだってキレるんだ。チャールズ・バークレーや俺みたいにね。俺らはポジティブな気持ちでいたし、コミュニティでは正しいことをやってたよ」

「カズンズはこれからもテクニカルファウルをもらうだろうけど、あれを情熱と呼ぶんだ。情熱を奪いたくないだろ？すべての選手に情熱があるってわけじゃないし。俺は今のNBAで情熱を持ってない5人のビッグマンを知ってる。教えないけど、誰だかわかるだろ？」

2014-15シーズン、カズンズの情熱とテクニカルファイルにも注目したいところだ。

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