チャンドラー・パーソンズ「少ないサラリーの契約でも受け入れていた」
ヒューストン・ロケッツからダラス・マーベリックスへ移籍したチャンドラー・パーソンズにとって、このオフはフラストレーションが溜まるものだったのかもしれない。
ロケッツからは他チームのどんなオファーにもマッチすると言われたものの、結局ロケッツ側がマブスのオファーにマッチすることはなかった。
さらには、ジェイムス・ハーデンが「俺とドワイト(・ハワード)以外はロールプレイヤー」と発言すれば、ハワードが「パーソンズの移籍はチームに何の影響もない」と話すなど、パーソンズにとって屈辱的なオフだったと言えるだろう。
マブスと3年4600万ドルで契約したパーソンズだが、仮にロケッツからオファーがあったのなら、少ないサラリーでも構わなかったという。ESPNのマーク・ステイン記者がチャンドラーのコメントを伝えている。
「チームからは、『できる限りベストと思う契約を選んでくれ。ただこれだけは知っておいてほしい。我々は他のチームのオファーにマッチする』って言われてたんだ」
「ダン(ダリル・ダリル・モーレーGM)は早い段階で(レブロン・ジェイムスやカーメロ・アンソニーらと)交渉しようとしてた。FA交渉の時、早くオファーしてもらってたら少ないサラリーでも受け入れて、ヒューストンに残留してただろうね。でもレブロンとメロの交渉中は待ってくれって言われたし、それは俺も理解してた。俺はただ彼らの言うことを聞いただけ。ベストの契約にサインしたんだ」
マーク・ステイン記者によると、ジェイムスとアンソニーの獲得は早い段階で失敗に終わったものの、クリス・ボッシュは契約間近まで至っていたという。
だが、ロケッツはすべての交渉に失敗し、挙句の果てにはパーソンズまで失ってしまった。
ロケッツの判断が正しかったかどうかは、2014-15シーズン終了後に明らかになるだろう。
コメントを残す