バックスのジェイソン・キッドHC 選手たちに筆記試験を課す
昨季は15勝67敗、勝率18.3%と散々な成績に終わったミルウォーキー・バックスだが、ジェイソン・キッドHCが就任した今季はすでに11勝をあげている。
もちろん、ジャバリ・パーカーらの加入やヤニス・アンテトクンポら若手選手の成長も大きな要因といえるだろう。
だが、バックスの好調にはその他にも理由があるのかもしれない。grantland.comによると、ジェイソン・キッドHCは試合がある日に選手たちに対してバスケットボールに関する筆記試験を課しているという。
筆記試験ではバスケットボールの歴史や戦略などが問われ、試験の点数はバックスのコーチングスタッフがシーズンを通して集計する。
アンテトクンポは筆記試験について「時々だけど、ベテラン選手に聞くという不正をしてるんだ」と冗談を飛ばしているが、キッドHCはむしろ不正をしてもらいたいと考えているようだ。
若手選手がベテラン選手に問いかけることで、ベテラン選手の考えが若手選手に浸透し、コミュニケーションの確立にもつがなる。
奇抜な発想のようにも思えるが、筆記試験が今のバックスを支えているのかもしれない。
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