6連敗を喫し、ついに勝率5割を下回ってしまったクリーヴランド・キャバリアーズだが、ルーキーヘッドコーチのデイビッド・ブラットHC周辺が騒がしくなり始めている。

開幕前には優勝候補筆頭とされ、多くのブックメーカーがキャブスのNBAタイトル獲得を予想していたものの、ここ19試合では4勝15敗。
まだプレイオフ進出圏内にいるとはいえ、期待外れのシーズンを送っていると言えるだろう。

試合中にはブラットHCではなく、アシスタントコーチのタイロン・ルーがタイムアウトを請求するシーンも見られるなど、ブラットHCの存在が軽視され始めているのかもしれない。

ESPNによると、ルーACがタイムアウトを請求する際、コートに出ていたキャブスの選手たちは対戦チームの選手に対し、コーチング問題を口にしていたという。

それも1度ではなく、何度もだ。

先日の試合でブラットHCがレフェリーに詰め寄ったところをレブロン・ジェイムスが割って入り、ブラットHCを押し出すシーンが見られた。

このシーンが話題となり、ジェイムスとブラットHCの関係が疑問視されているが、ジェイムスはその後、「ブラットHCを守るためだった」と発言し、不仲説を否定。

さらにブラットHCは「ケビン・ラブはまだマックス契約の選手じゃない」と発言し、ラブは発言の前後関係を知りたいとしながらも、ブラットHCを擁護していた。

果たしてキャブスの行く末はどうなってしまうのだろうか？

結果を残さなければ、ブラットHCにはより多くの批判が集まる。

一方で結果を残すことができれば、マイアミ・ヒートのエリック・スポエストラHCのように、優秀なヘッドコーチと評価されるだろう。