ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールにはトレードの噂が浮上している。

ビールはNBA屈指のスコアラーであり、今季はキャリアベストのパフォーマンスを見せているが、ウィザーズは人手不足の状況もあり、現時点でNBAワーストの3勝11敗。

ビールがフラストレーションを募らせているのは明らかであり、「全盛期を無駄にしている」などといった声も少なくない。

だが、少なくとも今季中にトレードで他チームに移籍する可能性は低そうだ。

clutchpoints.comによると、ビールのエージェントを務めるマーク・バーテルスタインは先日、ビールについてこう話したという。

ブラッドが集中しているのは、ウィザーズと共にこのシーズンを逆転させることだ。

延長契約にサインした時、彼はウィザーズが成長期に入っていることを分かっていた。

現時点でビールがトレードを要求することはないというが、それと同時に将来については不確かとも報じられている。

今季が開幕してまだ1カ月程度であり、その間ウィザーズの多くに試合が延期となった。

他のチームが20試合程度を消化している中、ウィザーズにはまだまだ巻き返すチャンスがあると言えるだろう。

主力の数人が復帰すると見られている現地29日のアトランタ・ホークス戦を勝利で飾り、気分を新たにスタートを切りたいところだ。