フランチャイズ史上ワーストのシーズンを過ごしているロサンゼルス・レイカーズだが、今季の収穫はジョーダン・クラークソンの成長だ。

3月のルーキー・オブ・ザ・マンスに選出されるなど、目覚しい成長を続けているクラークソンには、バイロン・スコットHCも信頼を置いている。

先発にも定着しているクラークソンだが、レイカーズはオフにレイジョン・ロンド、もしくはゴーラン・ドラギッチ獲得に動くとされており、もしいずれかの選手を獲得できれば、クラークソンはバックアップに回るだろう。

一方で、クラークソンが成長していることにより、ロンドやドラギッチといったFAポイントガード獲得に動かない可能性も出てきた模様。スコットHCのコメントをESPNが伝えている。

「彼（クラークソン）は来年も我々のチームにいるだろう。でも、我々はピースを加えるつもりだ。それは間違いない。彼を中心に再建することは考えてないけど、彼と共にプレイできるピースを加えるつもりさ」

となれば、クラークソンを先発に据えつつ、他のポジションの選手を加える可能性がある。

マーク・ガソルやラマーカス・オルドリッジ、グレッグ・モンローなどの獲得にも興味を持っているとされているが、これらの選手は現在のチームに残留したいと話しており、再建中のレイカーズと契約する可能性は薄いだろう。

レイカーズはどのような決断を下すのか、オフの動きに注目したい。