全選手を対象としたHGH血液検査が来季から実施
NBAとNBPA(リーグ選手協会)が、2015-16シーズンから全選手を対象としたHGH血液検査をスタートさせることを発表した。
HGH血液検査は、血液中にヒト成長ホルモンの有無を調べるための検査だ。
シーズン中に2回、オフ中に1回HGH血液検査を受けることが義務付けられるが、いずれも予告なしで実施されるという。
HGH血液検査で陽性反応が出た場合、1回目は20試合の出場停止、2回目は45試合の出場停止、3回目はリーグ追放と、非常に重い処分が下ることになる。
ドーピング使用を防ぐために実施されるこの検査だが、すでにMLB(メジャーリーグ・ベースボール)などでは取り入れられている。
パフォーマンスレベル向上目的で薬物を使用するケースもあるため、これまでHGH血液検査に反対する意見も聞こえていたものの、2011年に行われた団体交渉時にNBPAとオーナーはHGH血液検査の導入に合意していた。
クリーンなプロスポーツを目指すため、リーグは新たな第一歩を踏み出したと言えるだろう。
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これは良いですね。
ドーピングしないと上がれないリーグなんてことになったら目も当てられないですしね。
コメントありがとうございます(^_^)
私も賛成です。
これで平等性が保たれるというか、そもそも他のスポーツだとアウトですしね(^_^;)