昨年夏にオクラホマシティ・サンダーと4年1億3700万ドルの契約を結んだポール・ジョージは、ラッセル・ウェストブルックと共に長くサンダーを牽引していくであろうと思われていた。

だが、この夏にトレードを要求し、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍。

それに伴い、サンダーはロスターの再編成を余儀なくされたわけだが、ビリー・ドノバンHCはジョージのトレード要求に驚きを隠せなかったようだ。

ドノバンHCはジョージのトレード要求を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。

「不意を突かれたよ。なぜなら、ポールはここでの時間を楽しんでたからね。彼がここに初めて来た時、いろんな憶測があったよね。『1年だけの経験だ。彼はロサンゼルスに戻りたかるだろう』という憶測がね。ポールは間違いなくロサンゼルスとたくさんのつながりがあるんだ」

ホームに戻り、新たなキャリアをスタートさせるジョージ。

同じくクリッパーズに移籍したカワイ・レナードと共に、クリッパーズをより高みへと導くことだろう。

一方、ジョージとウェストブルックを失ったサンダーは難しい時間を迎えることになりそうだ。

なお、レナードはFA交渉解禁前にジョージに接触し、勧誘していたとも噂されている。