ポール・ピアース「チャンピオンシップのチャンスが欲しかった」
ベテランフォワードのポール・ピアースは念願叶い、ロサンゼルスをフランチャイズとするチームと契約することができた。
ロサンゼルス・レイカーズを見て育ってきただけに、レイカーズとの契約という可能性もあったのだろうが、ピアースはタイトル獲得の経験がないロサンゼルス・クリッパーズとの契約を決断。
その理由は、チャンピオンシップのチャンスにあったようだ。ピアースのコメントをThe Washington Postが伝えている。
「俺のキャリアは少しずつ終わりに近づいてる。だから、チャンピオンシップ勝てるチャンスが欲しかったんだ。ここ(クリッパーズ)がそれにふさわしいと思った。俺はベテラン。ロッカールームでは声をあげることができるし、彼らが求めるどんな役割でもこなすことができるだろう。ホームかそうじゃないかに関わらず、クリッパーズがチャンピオンシップに近いチームだって俺が思わなければ、多分今回の決断はしていなかったと思うよ」
もちろん、ボストン・セルティックス時代の恩師であるドック・リバースがヘッドコーチを務めているということも、決断の要因のひとつだろう。
ランス・スティーブンソンが加わったことでさらに個性的なメンバーを揃えることになったクリッパーズだが、酸いも甘いも吸い尽くしたピアースがまとめあげてくれるはずだ。
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