タイロン・ルーHC デイビッド・ブラット解雇について「過剰な動きだった」
昨季はファイナルに進出し、今季のオールスターブレイク前までに30勝11敗と決して悪くない成績を残していたクリーヴランド・キャバリアーズだったが、デイビッド・ブラットを解雇し、アシスタントコーチを務めていたタイロン・ルーを新ヘッドコーチに指名した。
ルーHC率いるキャブスは早くもファイナル進出を決め、念願のタイトル獲得へ向けて準備を進めている。
そのルーHCがデイビッド・グリフィンGMからヘッドコーチの要請があった当時、グリフィンGMに次のように訴えたという。cleveland.comが伝えている。
「30勝11敗だよ?(ブラットの解雇は)過剰な動きだ」
グリフィンGMと数分に渡ってブラット解雇について話し合ったというが、グリフィンGMから「すでに決定事項」と伝えられたルーHCは「このチームを率いる準備はできてる」と渋々ながら応じたという。
今ではキャブスの顔として定着したルーHCだが、当時は葛藤があったことだろう。
ルーHCが指揮を執って以降のキャブスは、レギュラーシーズン27勝14敗を記録。
勝率ではブラットHCに劣るものの、特にレブロン・ジェイムスからの信頼は厚い。
キャブスが今季のタイトルを獲得することができれば、ルーHCの評価も自ずと高くなることだろう。
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