ダニー・エインジ「アイザイア・トーマスへのトレードの電話は最もタフだった」
ボストン・セルティックスのダニー・エインジGMは、カイリー・アービングを獲得するためにアイザイア・トーマスを放出するという決断を下した。
これまでポール・ピアースとケビン・ガーネットをトレードで放出したことがあるため、トーマスのトレードはあり得ないことではなかった。
だが、エインジGMにとってトーマスにかけたトレードの電話は、これまでで最も厳しいものだったようだ。エインジGMのコメントをthe Boston Globeが伝えている。
「私がしなければならなかったことで、(トーマスへのトレードの)電話は間違いなく最もタフだった。プレイヤーたちを巻き込み、彼らの人生や彼らの家族を巻き込み、混乱と感情が生じるという現実を、私は理解してる。私はそれを引き受ける。プレイヤーたち、コーチたち、プレイヤーたちに投資してきた経営陣たちにとって、簡単な決断じゃない」
「プレイヤーたちと良好な関係を築いたフロントオフィスの人間たちにとって、簡単なことじゃない。ただ、どんなトレードにもチャレンジする。それが現実だ。我々が生きてる世界のただの一部さ」
「フランチャイズにとってベストとなることをやらなきゃいけない。フランチャイズは我々全員より大きな存在。ひとりの個人より大きいんだ」
セルティックスはトーマスだけでなく、多くの主力を放出し、ロスターの再編を敢行した。
昨季はカンファレンスファイナルまで進んだセルティックスだったが、エインジGMの決断は吉と出るだろうか。
それとも凶と出るだろうか。
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