NBAは現地9日、マイアミ・ヒートのマーキーフ・モリスに危険なタックルを見舞ったとし、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチに1試合の出場停止処分を科した。

ヨキッチはモリスの背後から強烈なタックルを見舞っただけに、ヒートの選手たちは激昂。

試合後はジミー・バトラーやカイル・ラウリーなどがホールに集結し、ヨキッチを待ち受ける様子が報じられた。

そんな中、NBAレジェンドのシャキール・オニールがヨキッチをサポートした模様。

オニールによると、やられたらやり返さなければならないという。オニールのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

僕はジョーカー（ヨキッチ）の行為を気に入っている。

あれは報復と呼ばれるものだ。

まず最初に、君が僕を殴ったら、背中を向けてはならない。

なぜなら、僕は腕を振り回すからね。

正面で受けるか、背後から受けるかのどちらかだ。

巨躯の男として、小さな男に殴られたら殴り返さなければならない。

僕はジョーカーがやったことに問題はないと思っている。

ビッグガイとして、僕は彼がやったことを本当に気に入っている。

彼（モリス）は故意にやったよね？

それならビッグガイとしてどうする？

殴り返す。

ただ、僕を殴る時は振り向くな。

僕が向かっていっているからね。

そう話すオニールだが、背中を向けて無防備な状態のモリスへのタックルは、決して褒められる行為ではないだろう。

この問題はヨキッチとモリスの兄弟を巻き込む事態に発展してしまった。

彼らのバトルがどのような形で終わるのかまったく分からないが、少なくとも次のヒート対ナゲッツ戦が大荒れとなるのは間違いなさそうだ。