ドン・ネルソン「ステフィン・カリーがMVPになるとは思ってなかった」
2009年のドラフト7位指名でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団したステフィン・カリーは、NBAを代表するスーパースターのひとりへと成長した。
2014-15、2015-16シーズンと2年連続でレギュラーシーズンMVPに輝き、スーパースターの名声を確固たるものにしたカリー。
だが、カリーがルーキーの時にウォリアーズを指揮していたドン・ネルソンは、カリーがここまで成長するとは予想だにしていなかったという。
スティーブ・ナッシュのようなプレイヤーになることを期待していたというネルソンは、カリーについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「(カリーが)リーグのMVPになるとはまったく思ってなかった。ただ、オールスターポイントガードになるとは思ってた」
「スティーブ・ナッシュのようになると思ってた。もう少しシュートがあるスティーブかな。スティーブにとって重要なのはアシストだった。私はいつもスティーブにもっとシュートを撃たせようとしてた。だけど、ステフについてはその心配がまったくなかったんだ。彼はオープンならいつでも撃つ準備ができてたからね」
ネルソンによると、カリーやクレイ・トンプソンが台頭してからというもの、古巣ウォリアーズのファンになったという。
ネルソンはカリーが2度のMVP受賞を誇るナッシュのようなプレイヤーになると思い、ドラフトで指名したとされている。
予想以上の成長ではあったものの、ネルソンには先見の明があったと言えるかもしれない。
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