レブロン・ジェイムスがナゲッツとの第5戦第4Q中にチームに伝えたこととは?
ロサンゼルス・レイカーズはカンファレンスファイナルでデンバー・ナゲッツを下し、NBAレジェンドのコービー・ブライアントを擁した2009-10シーズン以来となるNBAファイナル進出を決めた。
ナゲッツはファーストラウンドとカンファレンスセミファイナルを1勝3敗から逆転して勝ち上がってきただけに、レイカーズはカンファレンスファイナル第5戦を絶対に制したかったことだろう。
第3Qに入ると、ナゲッツにファーストラウンドとカンファレンスセミファイナルの再現を感じさせる怒涛の追い上げを許したレイカーズ。
だが、第4Q終盤にレブロン・ジェイムスが連続9得点を記録し、ナゲッツにとどめを刺した。
アンソニー・デイビスによると、ジェイムスは第4Qの連続得点の前、チームメイトたちにステップアップを誓っていたという。
デイビスはジェイムスのスピーチを振り返り、次のようにコメント。SB Nationが伝えている。
彼は僕たちに彼の時間が来ると言った。
彼ら(ナゲッツは)第3Q終盤に攻め込んできて、点差は2に縮まった。
僕たちは第4Qで良いスタートを切ることができなかった。
僕たちが望む形で第3Qを終わらせることができなかったし、第4Qで良いスタートを切ることができなかった。
そして彼が引き継いだ。
彼は僕たちに「僕の時間だ」と言った。
彼は僕に「僕の時間だ」と言ったんだ。
皆は彼の邪魔をしないようにし、彼に彼のプレイをさせようとした。
彼はいつだってやりたいことをできる。
彼は正しいプレイをし、正しく読んでいるのさ。
ジェイムスはシリーズ第5戦終盤にスコアリングでチームを牽引したが、シリーズを通してジャマール・マレーに対するディフェンスを願い出るなど、特に試合終盤にオフェンスとディフェンス両面で真価を発揮している。
ジェイムスの次のチャレンジはNBAファイナルで古巣マイアミ・ヒートを下し、ラリーオブライエントロフィーをコービー・ブライアントに捧げることだ。
フィジカルはもちろんメンタルも充実しているジェイムスは、必ずそれを実現してくれるだろう。
なお、ジェイムスの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | プレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 15 |
平均出場時間 | 34.6 | 35.0 |
平均得点 | 25.3 | 26.7 |
平均リバウンド | 7.8 | 10.3 |
平均アシスト | 10.2 | 8.9 |
平均スティール | 1.2 | 1.3 |
平均ブロックショット | 0.5 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.9 | 4.2 |
FG成功率 | 49.3% | 54.7% |
3P成功率 | 34.8% | 34.9% |
フリースロー成功率 | 69.3% | 74.1% |
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