2013年からフィラデルフィア・セブンティシクサーズをヘッドコーチとして指揮したブレット・ブラウンは、プレイオフファーストラウンドでボストン・セルティックスにスウィープされた後、解雇された。

現在はどのチームとも契約していないこともあり、ブラウンは来年夏に開催予定である東京オリンピックを辞退する決断を下したようだ。

ブラウンによると、自身の去就が不透明であり、かつ世界の状況がいまだ不安定であるため、オーストラリア代表チームのヘッドコーチを辞退することを決断したという。ブラウンのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

私のプロフェッショナルとしての先行きが不透明であるため、残念ながらこの仕事をするために必要な時間と準備にコミットできない。

パンデミックの最中に家族と海外に移動することが困難なことも、決断の一因となった。

容易ではない難しい決断だった。

ブラウンによると、オーストラリア代表チームが成功できるようサポートするという。

ブラウンはNBAチームのヘッドコーチを希望していると見られるが、現在ヘッドコーチを探しているNBAチームはインディアナ・ペイサーズ、ヒューストン・ロケッツ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、オクラホマシティ・サンダー。

現時点でこれらのNBAチームの新ヘッドコーチ候補リストにブラウンの名はない。

つまり、すぐにヘッドコーチとして働きたいのであれば、海外リーグのチームも視野に入れなければならないかもしれない。