NBAとNBPAのロスター枠拡大交渉が膠着か?
NBAとNBPAは以前、ロスター枠の拡大について協議していると報じられた。
現行ではスタンダード契約の選手が15人、2ウェイ契約の選手が2人、合計17選手までロスターに登録することができる。
だが、NBAの健康と安全プロトコルにより離脱する選手が相次ぎ、多くの試合が延期となっているため、NBAとNBPAはロスター枠の拡大を協議。
だが、NBAとNBPAの交渉は難航しているようだ。
The New York Timesの記者によると、ロスター枠を18選手に拡大するNBAとNBPAの交渉は膠着状態に陥っているという。
問題となっているのは、ロスター18枠目に入る選手の条件だ。
NBAはNBAでプレイした経験が4年未満の選手を対象とすべきと主張する一方で、NBPAはベテランFA選手も対象にすべきとしているという。
ベテランFA選手が対象になれば、より多くの選手がNBA復帰のチャンスを掴むことになる。
だが、ベテランFA選手も対象にした場合、ロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズ、ミルウォーキー・バックスなどハードキャップのチームにアドバンテージが生じるという。
今季の2ウェイ契約の選手たちのサラリーはキャップにカウントされておらず、キャップスペースに余裕のないレイカーズなどのNBAチームはキャップスペースを気にすることなく経験あるベテラン選手と契約することができるのだ。
果たしてこの交渉はどのような結末を迎えるのだろうか?
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