ブラッド・スティーブンスがヘッドコーチを退任しバスケットボールオペレーション部門代表に昇格
ボストン・セルティックスにとって、今季は期待外れのシーズンとなってしまった。
ケンバ・ウォーカーやジェイレン・ブラウンなど主力の負傷離脱に苦しめられたものの、セルティックスがプレイイントーナメントでNBAプレイオフ進出を目指すことになるとは誰も思っていなかっただろう。
セルティックスはこの結果を受け、組織の改編に動いた模様。
hoopsrumors.comによると、セルティックスを指揮し続けたブラッド・スティーブンスがヘッドコーチ職を退任し、バスケットボールオペレーション部門代表に昇格したという。
また同職に就いていたダニー・エインジは退任するものの、セルティックスとの関係は継続するとしている。
エインジはこの人事について以下のようにコメントした。
この組織を導くことは、人生においてスリルあることだ。
私は彼(スティーブンス)がここに来た時から一緒に働いてきた。
だから、チームを前に進めるためにブラッド以上の人材はいない。
オーナー、セルティックスのすべての仲間たち、この旅の一部であるバスケットボール界最高のファンの皆に感謝している。
セルティックスによると、スティーブンスはヘッドコーチ職から完全に離れ、今後は新たなヘッドコーチ探しに取り組むという。
エインジはロスターを躊躇なく再編する手腕でも知られており、アイザイア・トーマスをトレードで放出した際には批判を集めた。
また、トーマスのトレードで獲得したカイリー・アービングをセルティックスに留めることができず、エインジの手腕には疑問の目が向けられていた。
エインジの仕事を近くで見てきたスティーブンスはセルティックスを正しい方向に導き、より安定したチームを築き上げてくれるだろう。
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