クリッパーズの第3戦の勝因はルディ・ゴベール外し?
タイロン・ルーHC指揮するロサンゼルス・クリッパーズはユタ・ジャズとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第3戦を制し、シリーズを1勝2敗とした。
ルーHCは第2戦を終えて0勝2敗とされた後、ドノバン・ミッチェルとジョーダン・クラークソンを1on1ディフェンスで抑えなければならないと語っていた。
第3戦ではミッチェルに対して積極的にダブルチームを仕掛け、これまで見たことがないような強力なディフェンスを展開したが、オフェンスにおいてもこれまでとは異なる戦術を取り入れていたようだ。
larrybrownsports.comによると、クリッパーズはオフェンスの時に極力ゴベールがいないところでピック&ロールを仕掛け、ゴベールがヘルプに来られないポジションでオフェンスを展開したという。
この日のクリッパーズはゴベール以外の選手を絡めたピック&ロールを40回展開したのに対し、ゴベールを絡めたピック&ロールはわずか16回。
この16回という数字は、ゴベールにとって極端に少なかったという。
ルーHCの戦略が功を奏したのか、クリッパーズは大量132得点を記録し、ジャズに勝利。
ポール・ジョージが6本の3ポイントを含む31得点、カワイ・レナードが34得点、12リバウンドをマークし、クリッパーズを牽引したわけだが、ゴベールを外したことが彼らの高確率のFG成功率につながったのかもしれない。
一方、ジャズのクイン・スナイダーHCは第4戦に向けて戦略を立て直すだろう。
果たして第4戦はどちらのヘッドコーチの戦略に軍配が上がるのだろうか?
なお、シリーズ第3戦のジョージとレナードのスタッツは以下の通りとなっている。
– | P・ジョージ | K・レナード |
---|---|---|
出場時間 | 37:59 | 37:52 |
得点 | 31 | 34 |
リバウンド | 3 | 12 |
アシスト | 5 | 5 |
スティール | 1 | 2 |
ブロックショット | 0 | 1 |
ターンオーバー | 4 | 2 |
FG成功率 | 50.0% (12/24) | 58.3% (14/24) |
3P成功率 | 60.0% (6/10) | 16.7% (1/6) |
フリースロー成功率 | 50.0% (1/2) | 100% (5/5) |
+/- | +14 | +15 |
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