スティーブ・ナッシュHCがPJ・タッカーのタフなディフェンスに「アジャストしないと」
ブルックリン・ネッツはミルウォーキー・バックスとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦と第2戦を制して好スタートを切ったものの、その後アウェイで2連敗し、2勝2敗のタイに戻された。
シリーズ第4戦ではカイリー・アービングが怪我で途中離脱したこともあり、バックスはケビン・デュラントに対していつも以上にタフなディフェンスを仕掛けると、デュラントのFG成功率を36.0%(9/25)、3P成功率をわずか12.5%(1/8)に抑えることに成功。
中でも執拗なディフェンスを仕掛けたのが、シーズン途中のトレードでバックスに加わったPJ・タッカーだ。
ネッツを指揮するスティーブ・ナッシュHCによると、タッカーのディフェンスがデュラントのオフェンスを難しくしているという。
ナッシュHCはタッカーについて次のようにコメント。RealGMが伝えている。
彼(タッカー)は非常にフィジカルにプレイし、我々のオフェンスを難しくしている。
彼らのチームにおいて、それが彼の役割だ。
時々バスケットボールではないようなフィジカルなプレイがあったと思う。
だが、それがプレイオフさ。
我々はアジャストしなければならない。
足首を捻挫したカイリー・アービングとハムストリングの怪我で離脱中のジェイムス・ハーデンが、シリーズ第5戦を欠場することが決まった。
つまり、デュラントはますます厳しいディフェンスにさらされるだろう。
ナッシュHCがタッカーをはじめとしたバックスのディフェンスにどう対応し、戦略を立てるのか注目が集まるところだ。
なお、デュラントのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦から第4戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|---|---|
出場時間 | 40:06 | 32:51 | 42:52 | 41:54 |
得点 | 29 | 32 | 30 | 28 |
リバウンド | 10 | 4 | 10 | 13 |
アシスト | 3 | 6 | 5 | 5 |
スティール | 1 | 1 | 4 | 1 |
ブロックショット | 2 | 1 | 1 | 1 |
ターンオーバー | 3 | 3 | 4 | 5 |
FG成功率 | 48.0% (12/25) | 66.7% (12/18) | 39.3% (11/28) | 36.0% (9/25) |
3P成功率 | 25.0% (1/4) | 66.7% (4/6) | 37.5% (3/8) | 12.5% (1/8) |
フリースロー成功率 | 100% (4/4) | 80.0% (4/5) | 83.3% (5/6) | 90.0% (9/10) |
+/- | +14 | +27 | -6 | -23 |
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