NBAがシューティング時のルール変更を発表
近年のNBAではオフェンシブプレイヤーがディフェンシブプレイヤーから故意にファウルを引き出し、フリースローで得点を重ねるシーンが多々見られている。
NBAファンの多くはそのようなプレイにうんざりし、また試合時間が長くなることも問題視されていたというが、ついにルール変更が正式決定した模様。
bleacherreport.comによると、NBAはオフェンスの選手がバスケットボール以外の動きでファウルを引き出そうとした場合、今後はファウルにならない、もしくはオフェンシブファウルがコールされることを発表したという。
今後、「シューターが異常な角度でディフェンダーに向かっていく」行為は、過剰な接触であればオフェンシブファウル、そうでなければノーコール、「オフェンスの選手が横や後ろに急に進行方向を変え、ディフェンダーに接触する」行為は、過剰な接触であればオフェンシブファウル、そうでなければノーコール、「シューターが異常な角度で足を上もしくは横に上げる」行為でディフェンダーに過剰に接触した場合はオフェンシブファウル、「オフェンスの選手がオフハンドをディフェンスの選手の腕に絡ませてシュートを狙う」行為はノーコールとなる。
今回の変更により、NBAのルールはよりFIBAのルールに近づいたと言えるかもしれない。
新たなルールはサマーリーグから適用されるというが、ファウルを引き出すプレイを得意としているNBA選手は今後約2カ月の間にアジャストしなければならないだろう。
一方、ゲームの間延びを嫌うNBAファンにとっては歓迎できるルール変更と言えそうだ。
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歓喜