NBAコミッショナーのアダム・シルバー「密室での会話は受け入れている」
ブルックリン・ネッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズの間でトレードが成立し、チームに不満を感じていたとされるジェイムス・ハーデンとベン・シモンズがそれぞれ移籍した。
ハーデンとシモンズが試合に出場しないことでトレードを強要したという見方もあるが、彼らはただより快適にプレイできるチームに移籍したかっただけなのかもしれない。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーによると、ハーデンとシモンズのようなケースは以前からあることであり、問題は選手やチームの不満が公になることだという。
シルバーはハーデンとシモンズのトレードを受け、次のようにコメント。Yahoo Sportsが伝えている。
チームや選手が不満を感じている時、密室での会話はあるものだ。
私はそれを受け入れているし、これからも受け入れるだろう。
ただ、君たちはこういった問題が公になるのを見たがっている。
私が取り組み続けなければならない仕事のひとつは、システムを改善できる方法を考えることだ。
ジェイムスとベンの記者会見を少しだけ見た。
彼らがあの場所に座ってインタビューに応じているのを見ると、彼らも人間であり、それぞれが非常にストレスの多い状況を経験していることを思い知らされる。
シルバーによると、密室での問題が外部に漏れるのは今に始まったことではないものの、決して良いことではないという。
とはいえ、密室での問題が漏れるのを完全になくすのは難しいだろう。
シルバーの発言を受け、NBAが今後この問題にどう対処するのか注目が集まるところだ。
- Comments ( 1 )
- Trackbacks ( 0 )
選手の権利はとても大事です。しかし一番大事なのはファンの権利です。選手のわがままでプレーしたくないからのトレード要求がまかり通ればそれはファンに対する裏切りです。コミッショナーには選手の権利を守りつつ、このような選手のわがままを許さない最善の方法を考えてほしいです。