ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは昨季終了後、来季のプレイヤーオプションを破棄してネッツと再契約すると見られていた。

だが、長期契約を望むアービングと短期契約を望むネッツの隔たりは埋まらず、アービングは他のNBAチームへの移籍を考え始めたと報じられた。

そのアービングに動きがあった模様。

The Athleticの記者によると、アービングは来季のプレイヤーオプションを行使することを明かしたという。

Brooklyn Nets star Kyrie Irving is opting into his $37 million player option for the 2022-23 season, @TheAthletic @Stadium has learned. Irving is bypassing on multiple opt-in and trade scenarios to fulfill his four-year commitment to the Nets and Kevin Durant.

— Shams Charania (@ShamsCharania) June 27, 2022

また、hoopsrumors.comによると、アービングはオプションの行使について、次のようにコメントしたという。

普通の人々は世界を動かし続けるが、あえて異なることをする人々は明日へと導いてくれる。

オプトインすることを決断した。

秋に会おう。

今後はアービングがネッツと延長契約を結ぶのか、それともトレードで他のNBAチームに移籍するのかに注目が集まる。

もしどちらも実現しなければ、来季を通してトレードの噂がつきまとうことになりそうだ。

なお、アービングはサイン＆トレードでロサンゼルス・レイカーズに移籍することを望んでいると報じられたが、アービングがオプトアウトインしたことにより、キャップスペースに余裕のないレイカーズへの移籍の可能性はぼぼ消滅したと言えるだろう。

多くのNBAチームがアービング獲得レースに加わると予想される中、果たして来季のアービングはどのNBAチームのユニフォームを着てプレイするのだろうか？