デロン・ウィリアムス「誰もユタに興味を持ってくれなかった」
2005年のNBAドラフト3位でユタ・ジャズに入団したデロン・ウィリアムスは、NBAを代表するポイントガードのひとりに成長した。
だが、当時のウィリアムスはNBAタイトルを勝ち取るためには少なくともNBAスターがもう1人以上必要だと感じていた。
ウィリアムスによると、チームUSAに帯同している間に他のNBAスターをジャズにリクルートしたものの、スモールマーケットが災いし、誰にも関心を持たれなかったという。
ウィリアムスは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
(チームUSA)で世界最高の選手たちと一緒に過ごした。
僕はオリンピックでプレイした。
全員をリクルートしようとした。
全員に話をしたんだ。
だが、誰もユタに来なかった。
当時の僕は本当に良い選手だったんだ。
第一に、僕はポイントガード。
ポイントガードだけではチャンピオンになれない。
ピースが必要だ。
僕たちはピースを必要としていた。
だが、誰もユタに来なかった。
僕が話した全員がユタに来ることに興味を持ってくれなかった。
それが現実さ。
だから僕は他のどこかに行かなければならないと思ったんだ。
ジャズはニューオーリンズ・ジャズ時代を含め、NBAチャンピオンになったことが一度もない。
スモールマーケットのチームがNBAタイトルを勝ち取るのがいかに難しいかを象徴していると言えるだろう。
ジャズは再建期に突入するが、果たしてNBAタイトルを勝ち取る日はやって来るのだろうか?
なお、ウィリアムスはジャズで5年半を過ごした後にニュージャージー・ネッツに移籍したものの、怪我の影響などもあり、NBAキャリアは右肩下がりとなってしまった。
ウィリアムスのジャズ時代とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ジャズ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 439 | 845 |
平均出場時間 | 35.6 | 34.2 |
平均得点 | 17.3 | 16.3 |
平均リバウンド | 3.2 | 3.1 |
平均アシスト | 9.1 | 8.1 |
平均スティール | 1.1 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 2.8 |
FG成功率 | 46.6% | 44.5% |
3P成功率 | 35.8% | 35.7% |
フリースロー成功率 | 80.8% | 82.2% |
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失礼します。
下記のスタッツの表示が2021~2022となっていますが、デロンウィリアムス選手のプレーしていた年代からズレてはいませんでしょうか?