ブラッドリー・ビールはトレード拒否権の放棄を拒否か
NBA屈指のスコアラーであるブラッドリー・ビールは、1年前にワシントン・ウィザーズと5年2億5100万ドルのマックス契約を結んだ。
この契約にはトレード拒否権が含まれているため、ビールは希望しないNBAチームへのトレードについては拒否することができる。
そのため、ウィザーズは少ない見返りでのトレードを余儀なくされたと見られているが、ビールは現行の契約下にある限り、今後も去就をコントロールすることができそうだ。
fadeawayworld.netによると、フェニックス・サンズは今回のトレード交渉の中でビールに「トレード拒否権を破棄してくれないか?」と求めたものの、ビールは拒否したという。
ビール側とすれば、当然の反応と言えるだろう。
一方、もしビールがサンズで十分なパフォーマンスを見せることができず、その結果サンズがビールをトレードで放出しようとしても、ウィザーズのように望む見返りを得られない可能性が高い。
なお、ビールの契約はあと4年残っている。
果たしてビールのトレードはサンズに吉と出るのだろうか?
それとも凶と出るのだろうか?
ビールの2022-23シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 50 | 695 |
MP | 33.5 | 34.7 |
PTS | 23.2 | 22.1 |
TRB | 3.9 | 4.1 |
AST | 5.4 | 4.3 |
STL | 0.9 (キャリアワーストタイ) | 1.1 |
TO | 2.9 | 2.5 |
FG% | 50.6% (キャリアハイ) | 46.0% |
3P% | 36.5% | 37.2% |
FT% | 84.2% | 82.3% |
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