サンアントニオ・スパーズは現地22日に開催されたNBAドラフトで、フランスの至宝ビクター・ウェンバニャマを獲得した。

スパーズはかつてNBAプレイオフ常連チームだったが、現在4年連続でNBAプレイオフ進出を逃している。

それゆえに19歳のウェンバニャマにかかる期待は大きい。

だが、元NFL選手で、現在ESPNでスポーツアナリストとして働いているキーショーン・ジョンソンは、ウェンバニャマがキャリアの早い段階でスパーズを退団すると感じている模様。

ジョンソンによると、ウェンバニャマは5年以内にスパーズを離れ、ロサンゼルス・レイカーズに移籍するという。ジョンソンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

ウェンバニャマはスパーズで（成長の）スピードを上げ、5年以内にレイカーになるだろう。

僕はそう見ている。

最終的にはパープル＆ゴールドのユニフォームを着るだろうね。

レイカーズはフランチャイズの長い歴史を通し、数々のNBAスターを排出してきた。

もしウェンバニャマがレイカーズに移籍すれば、FAでレイカーズに加わったカリーム・アブドゥル・ジャバーやシャキール・オニール、レブロン・ジェイムスらと並んで語られるレイカーとなるだろう。

とはいえ、現時点でウェンバニャマがスパーズを去る姿は想像できない。

スパーズはNBAレジェンドのティム・ダンカンやマヌ・ジノビリをウェンバニャマの指導者として招聘するというから、ウェンバニャマの成長を組織をあげてサポートするだろう。

NBAでは何が起こるか分からないものの、ウェンバニャマがスパーズをどこまで引き上げるのか楽しみにしたいところだ。