クリスチャン・ウッドがNBAチームと契約できていないサラリー以外の問題とは?
FAビッグマンのクリスチャン・ウッドは、まだどのNBAチームとも契約することができていない。
近年のNBAではビッグマンにもアウトサイドシュートが求められ、アウトサイドシュートがないビッグマンの活躍の場は狭まりつつある。
だが、ウッドは精度の高いアウトサイドシュートを持っているにも関わらず、FA交渉解禁から3週間が経とうとしている今も契約を勝ち取ることができていない。
では、なぜNBAチームはウッドとの契約に躊躇しているのだろうか?
fadeawayworld.netによると、ウッドはアウトサイドシュートがあるビッグマンとして評価されているものの、NBAチームのコーチたちはウッドのディフェンスを懸念し、またウッドのプロフェッショナリズムに欠点があると感じているという。
ウッドは昨季、4番のポジションでもプレイした。
だが、アウトサイドに引き出された時のウッドのディフェンスは決して素晴らしいとは言えない。
また、ウッドはこれまで自身の役割にたびたび不満を漏らしてきただけに、NBAチームのコーチたちはチームにコミットできないウッドをロスターに置きたくないと感じているのかもしれない。
ウッドには現在ロサンゼルス・レイカーズ、マイアミ・ヒート、シカゴ・ブルズが関心を持っていると噂されている。
一方、ウッドはミニマム以上の契約を望んでいるというから、ウッドのディフェンスとプロフェッショナリズム、キャップスペースを踏まえると、特にレイカーズとヒートについてはウッド獲得を見合わせる可能性は十分にあると言えそうだ。
なお、ウッドの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 67 | 289 |
MP | 25.9 | 24.2 |
PTS | 16.6 | 14.8 |
TRB | 7.3 | 7.3 |
AST | 1.8 | 1.5 |
STL | 0.4 | 0.6 |
BLK | 1.1 | 0.9 |
TO | 1.8 | 1.5 |
FG% | 51.5% | 51.8% |
3P% | 37.6% | 37.9% |
FT% | 77.2% (キャリアハイ) | 69.3% |
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