NBAチームとの契約を望むサージ・イバカ「僕はたくさんのものをもたらすことができる」
ベテランビッグマンのサージ・イバカは、まだどのNBAチームとも契約することができていない。
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードとフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデンがトレードされる時、おそらく複数のNBAチームを巻き込んだ大規模なトレードになるだろう。
イバカにとってそのタイミングがNBAチームとの契約を勝ち取る最後のチャンスになりそうだが、イバカはチームに貢献できることを確信しているようだ。
イバカは先日、自身について次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
僕はチームにたくさんのものをもたらすことができる。
バスケットボールで貢献できる。
勝利の経験をもたらすこともできるし、偉大な選手たちと一緒にプレイした経験もあるんだ。
イバカは昨季、ミルウォーキー・バックスで過ごしたものの、ビッグマンたちが負傷離脱している間もローテーションに入ることができず、最終的にはケビン・デュラントを含む4チーム間トレードでインディアナ・ペイサーズに移籍し、ウェイブされた。
イバカによると、バックスと契約する前に、負傷離脱した選手たちの代役として起用される予定であることを伝えられていたが、その状況になっても起用されず、理由を説明されることもなかったという。
(マイク・ブデンホルツァーは)僕の顔を見てこう言った。
「聞いてくれ。君はここに来た。約束はできない。だが、シーズンは長いし、何が起こるか分からない。選手たちが怪我することもあるから、君は準備しておかなければならない」とね。
(代役としても起用されないことに)これ以上は我慢できないというところまで達してしまった。
僕はこのゲームをすごく愛している。
だが、これにより僕の平穏と喜びが奪われるなら、やる価値はない。
僕はこのリーグでリスペクトを勝ち取った。
最低でもコミュニケーションは取ってくれ。
プレイについて聞いているわけではない。
コミュニケーションを求めているだけなんだ。
イバカは現在33歳。
全盛期はNBA屈指のリムプロテクターとして活躍したものの、ここ数年は出場機会が激減している。
果たしてイバカを評価し、獲得に乗り出すNBAチームは現れるのだろうか?
なお、イバカの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 16 | 919 |
MP | 11.6 | 27.3 |
PTS | 4.1 | 12.0 |
TRB | 2.8 | 7.1 |
AST | 0.3 | 0.8 |
STL | 0.1 | 0.4 |
BLK | 0.4 | 1.9 |
TO | 0.7 | 1.3 |
FG% | 48.1% | 51.3% |
3P% | 33.3% | 35.9% |
FT% | 61.5% | 75.7% |