ジェイムス・ハーデンが公の場でダリル・モレーを批判した目的とは?

元NBAオールスターのジェイムス・ハーデンは昨日、アディダスのプロモーションツアーの一環として訪れている中国でイベントを開催し、多くのメディアの前で「ダリル・モレーは嘘つきだ。僕は彼がいる組織に行くつもりはない」と主張した。
ハーデンのトレード交渉を中止したシクサーズはハーデンにトレーニングキャンプ参加を求めているというが、ハーデンの発言を聞く限り、シクサーズに復帰することはないだろう。
では、なぜハーデンはチームのトップのひとりを公の場で批判したのだろうか?
fadeawayworld.netによると、ハーデンはできるだけシクサーズを不快な状況にし、「トレーニングキャンプに来るな」と言わせるために公の場でモレーを批判したという。
もしハーデンがシクサーズのトレーニングキャンプに参加した場合、ハーデンはチームメイトたちにモレーの文句を言い続ける可能性がある。
そうすると、チーム内の雰囲気はひどくなり、選手たちのモチベーションに悪影響が及んでしまうだろう。
つまり、結果的にシクサーズにトレードを強制することにつながる可能性がある。
もはや心理戦のような様相を呈している中、次はどちらがアクションを起こすのだろうか?
なお、シクサーズの現在のロスターは以下の通りとなっている。
| 選手 | キャリア | 備考 |
|---|---|---|
| モー・バンバ | 5 | |
| パトリック・ベバリー | 11 | |
| リッキー・カウンシルⅣ | 0 | 2ウェイ契約 |
| ジョエル・エンビード | 9 | |
| ジェイムス・ハーデン | 14 | |
| モントレズ・ハレル | 8 | |
| トバイアス・ハリス | 12 | |
| ダニュエル・ハウス | 7 | |
| フルカン・コークマツ | 6 | |
| タイリース・マキシー | 3 | |
| ディアンソニー・メルトン | 5 | |
| フィリップ・ペトルシェフ | 0 | |
| ポール・リードJr | 3 | |
| テルクアビオン・スミス | 0 | 2ウェイ契約 |
| ジェイデン・スプリンガー | 2 | |
| アズオラス・ツベリス | 0 | 2ウェイ契約 |
| PJ・タッカー | 12 |


