ケビン・ガーネット「ザイオン・ウィリアムソンの問題はフィジカルではなくメンタル」
ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、怪我に苦しめられるNBAキャリアを送っている。
その要因とされるのが、ウィリアムソンの体重だ。
体重が重すぎるがために足腰に大きな負担がかかり、さまざまな怪我を引き起こしているとされているが、NBAレジェンドのケビン・ガーネットによると、ウィリアムソンの問題は身体ではなくメンタルにあるという。
ガーネットはウィリアムソンについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は彼の問題がフィジカルにあるとは思わない。
彼の頭の中にあると思う。
彼は足の間を通して360度ダンクを決めた後、平然とロッカールームに戻っていく。
皆はそれに驚いたよね。
君はハムストリングの問題だと言った。
そしてウィンドミルを決める。
僕は「君は十分にプレイできるし、何かをもたらすことができる」という感じさ。
彼はザイオンを取り戻していないと感じている。
僕はメンタルの問題のほうが大きいと思っているんだ。
そう指摘したガーネットだが、ウィリアムソンはフィジカルとメンタル両方に問題を抱えている可能性がある。
フィジカルの問題についてはコンディショニングやダイエットなどである程度解決に近づくことができるだろう。
だが、メンタルの問題については長引く可能性がある。
ウィリアムソンがペリカンズを勝利に導くパフォーマンスを続け、ファンから称賛の声を一身に浴びない限り、自信を取り戻すのは難しいように思えるが、果たしてウィリアムソンはこれらの困難を克服し、NBA選手としてステップアップすることができるだろうか?
なお、ウィリアムソンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 29 | 114 |
平均出場時間 | 33.0 | 32.0 |
平均得点 | 26.0 | 25.8 |
平均リバウンド | 7.0 | 7.0 |
平均アシスト | 4.6 (キャリアハイ) | 3.6 |
平均スティール | 1.1 (キャリアハイ) | 0.9 |
平均TO | 3.4 | 2.9 |
FG成功率 | 60.8% | 60.5% |
3P成功率 | 36.8% | 34.3% |
FT成功率 | 71.4% (キャリアハイ) | 69.1% |